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コラム

ペットボトルのブロー成形

最終更新日:2023.12.19多品種異形状の容器成形飲料製造

ペットボトルをはじめとする、プラスチック(合成樹脂)製品の成形・加工方法の一つとしてブロー成形は多く用いられます。ここではブロー成形の仕組み・種類などの基礎知識から、近年のペットボトルデザインに合ったブロー成形機などをご紹介致します。

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ブロー成形とは

樹脂を成形・加工する方法の一つです。企業様により、「ブロー成型」と呼ばれる場合もありますが、同じものを指しています。加熱により融解または柔らかくした樹脂を金型にセットし、樹脂の内側から空気を吹き込んで膨らませることで、金型の形状に樹脂を成形します。
ブロー成形にはいくつかの種類があり、成形するものの形状や用途により使い分けます。

前提として、プリフォームをブロー成形することでペットボトルは造られます。詳しくはペットボトルの造り方で解説します。

ペットボトルにおけるブロー成形とは

ペットボトルの成形には射出ブロー成形と呼ばれる方法を用います。射出ブロー成形ではプラスチック(合成樹脂)を融解し、射出成形でパリソンを成形してから、ペットボトルを成形します。このパリソンからペットボトルへと成形する過程に、二つの方法があります。

ホットパリソン法

パリソンの射出成形とペットボトルのブロー成形を一体化した機械によって行います。そうすることで、パリソン成形時の余熱を残した状態でブロー成形することができ、再加熱する必要がありません。

コールドパリソン法

パリソンの射出成形とペットボトルのブロー成形を別々に行います。その場合はプリフォーム(一度冷却されたパリソン)を製造または仕入れて、再加熱したのちにブロー成形でペットボトルを成形します。

パリソン成形
①融解したプラスチックを射出成形でパリソンに
パリソンからプリフォーム
②金型から外し、パリソンをプリフォームに
ヒーターによるプリフォームの再加熱
③プリフォームを再加熱
プリフォームからブロー成形
④プリフォームをブロー成型でペットボトルに

一般的にペットボトルの成形には、コールドパリソン法が採用されることがほとんどです。
理由としては、射出成形機はブロー成形機よりも生産スピードが速く、その差が大きいことから個別に運用した方が効率的といえるためです。

多様なペットボトル形状に対応するブロー成形機

近年では形状やデザインが様々なペットボトルが多くみられます。そのような高いデザイン性をペットボトルに反映し成形するために、ブロー成形の技術も進歩しています。

ストレッチブロー成形(延伸ブロー成形)という方法があります。これは金属棒などによって温められたプリフォームを物理的に垂直方向に引き伸ばし、同時に空気を吹き込んで水平方向にも膨らませる成形方法です。通常のブロー成形に比べて、垂直・水平方向へとバランスよく均一にプリフォームを成形することができます。これにより品質の安定、強度・透明性・ガスバリア性を向上させることができます。

①プリフォームを
ヒーターで加熱
②プリフォームを
金型に挿入
③延伸ロットを挿入
④高圧の空気で膨らませる
⑤冷却後に金型から
PETボトルを取り出す

お勧めのブロー成形機

柔軟な形状に対応でき、多品種小ロットを実現するブロー成形機

様々な形状のペットボトルを成形することができるリニア式のストレッチブロー成形機です。
特殊なプリフォームやデザインの金型への対応が柔軟で、型替えを容易かつ極めて短時間で行うことができます。一台の装置で多品種・異形状の容器を小ロットで生産することが可能です。

品質が高く、価格を抑えて導入できるブロー成形機

ミネラルウォーター製造ラインの主機の一つである、ペットボトルのブロー成形機です。
成形可能容量は最小250mlの小型ボトルから最大15Lの大型ボトルまでと幅広く、非耐熱、耐熱ボトルに対応しています。コストを抑えながらも、高品質なペットボトル成形が可能です。

デザイン性の高いペットボトルを成形する製品

近年では飲料製品のペットボトルデザインが凝ったものが増えており、それらの成形にはブロー成形機に加えてブロー金型の品質も大きく関わります。
上記のブロー成形機と高品質な金型の組み合わせで、新しいデザインのペットボトルを成形できます。またデザイン考案から金型づくりまで、弊社で一括サポートさせていただきます。

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