SNSで言及されている飲料製品のボトルデザインを調査しました
最終更新日:2023.08.31ペットボトルデザイン
InstagramやTwitterなどのSNS上には、日々様々な話題が飛び交っています。
その中に、自社の飲料製品を好意的に取り上げてくれたら、と思う商品企画ご担当者様も多いことと思います。
そこで、どのようなデザインのペットボトルがSNSで紹介されているのか、好意的に受け取られているのか等を、ペットボトルを製造する側の目線を加味して調査いたしました。
SNSで話題になった製品の特徴
見た目
市場では様々な飲料製品が販売されていますが、SNSにおいてペットボトルのデザインが話題になるケースも多くあります。
特にミネラルウォーターなど製品毎で味に大きな差が無い場合、ボトルデザインが製品を選ぶ決め手になりやすく、ラベルデザインのみに頼らず、従来の製品では見られないボトル形状により、ラベルレスでも訴求出来るユニークなデザインのボトルが今日では見受けられるようになりました。
メッセージ性
目を引くだけでなく、消費者に好感を与えるメッセージ性をもったデザインも多くみられるように感じます。
環境への意識が高まっていることにより、リサイクル素材を使用した製品やリサイクルしやすい形状のペットボトルが広まっています。またペットボトルラベルの面積を縮小したり、ラベルレスボトルの製品も増えています。そういった環境問題への取り組みに共感した消費者が、SNSで製品について取り上げる例も増えてきているようです。
調査から見えたSNSでの情報拡散
今回ペットボトルデザインについて言及されているSNSの投稿を見て傾向を調べました。
リアルタイムを感じる製品は話題になりやすい
SNSの特徴の一つにリアルタイム性があります。今この時に起こっていることを即座に投稿・拡散でき、ユーザはより新しい、最新の情報を求めます。
そのため季節や流行に沿った、リアルタイムを感じる製品が話題になりやすい傾向があります。例として季節をモチーフにしたり、流行を反映したボトルデザインなどがあり、これらは期間限定の製品として販売されることが多いです。
風景になじみやすいボトルデザイン、記憶に残るデザイン
ユーザが製品についてSNSに投稿する際、ほとんどの場合、写真を添えています。そのため製品を手に取ったユーザが、写真を撮りたいと思うようなデザインである必要があります。
よく見られるのは、外出先でペットボトルの写真を撮る投稿であり、風景に馴染みやすいボトルが例として挙げられます。
またユーザにより投稿された情報を受け取る際のポイントとして、SNSは毎日多くの情報に溢れており、全ての情報に意識を向けるのは困難です。投稿を見たユーザが店頭でその製品を見かけたときに、思い出せるような記憶に残るデザインであると購買意欲が高まります。
まとめ
以上のポイントを踏まえるとSNSで紹介されやすいボトルデザインは、他製品と差別化できる、環境への配慮といったメッセージ性がある、季節や流行を取り入れている、写真を撮りたくなる、一目見て記憶に残るといった特性が見えてきました。これら全てを満たす必要はなく、製品のイメージやターゲットにあわせて重視されるポイントは異なりますので、お客様が製品企画を行う際の参考にしていただければと思います。
新しいペットボトルデザインを導入する際には、デザイン案の作成から金型まで用紙する必要があります。当社はペットボトルデザイン開発を含めたトータルソリューションのご提案を行わせて頂いております。
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