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ブロー成形機の種類と用途別機種

最終更新日:2024.05.21多品種異形状の容器成形

ブロー成形は、身の回りで使用されている様々な製品に活用される製造方法です。
ここではブロー成形機の概要、種類や活用方法まで幅広く解説いたします。

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ブロー成形機とは

樹脂を成形・加工する方法の一つである、ブロー成形を行う機械です。
ブロー成形は、加熱により融解または柔らかくした樹脂を金型にセットし、樹脂の内側から空気を吹き込んで膨らませることで、中が空洞の成形品を製造します。「ブロー」は英語で「吹く」という意味を表し、吹きガラスと同じ原理です。

ブロー成形機の仕組み

ブロー成形機は大きく3つの工程で構成されます。

パリソンの成形

ペレットなどの樹脂は、加熱し融解され、まずはパリソンとして成形されます。
パリソンは最終成形品の前段階であり、パリソンを成形後すぐにブロー成形を行うものをホットパリソン法、一度パリソンを冷却しプリフォームとして製造するものをコールドパリソン法といいます。

ブロー

パリソン、またはプリフォームを金型にセットし内側から空気を吹き込むブローを行います。
膨らんだ樹脂は金型の形に成形されます。

冷却・後処理

成形後、冷却を行い金型から取り外します。また不要部分のカットなども行います。

ブロー成形機の種類

ブロー成形の技術は様々な製品の製造に活用されています。中が空洞な成形物が製造可能なため、容器やパイプとして使用されることが多く、ブロー成形機も成形品の形状や充填物に応じて様々な種類があります。

押出しブロー成形機

ホットパリソン法のブロー成形機です。加熱し融解した樹脂を円筒状に押し出してパリソンを成形し、そこに直接空気を吹き込んで最終的な形状に成形します。樹脂から成形物までの工程を一台の機械で行うことができます。
この成形方法は、ダイレクトブロー成形とも呼ばれます。

射出ブロー成形機

コールドパリソン法のブロー成形機です。押出しブロー成形機における、パリソンの成形と最終形状の成形を分けて行います。射出成形により製造したパリソンを一度冷却し、ブロー成形時に再度加熱を行います。工程により機械を分けて運用したり、冷却したパリソン(プリフォーム)を仕入れて運用することも可能です。
この成形方法は、インジェクションブロー成形とも呼ばれます。

多層ブロー成形機

成形物の強度を向上する、成形した容器に充填する内容物の変質を防ぐなどの目的で、複数の樹脂を使用する際に使用されます。パリソンを成形する工程で、複数の樹脂による多層構造を生成します。

3次元ブロー成形機

これまでは直線的であったパリソンを、コンピューター制御された機械により、金型に対して曲線的に配置しブロー成形します。それにより3次元方向に曲がりのあるパイプやダクトを成形することが可能です。

ブロー成形機の用途

ブロー成形機で成形できる容器やパイプは様々な用途で活用されます。

日用品

ペットボトル、調味料の容器、洗剤や薬剤の容器など

産業用品

樹脂素材のパイプやダクト、車の部品、液体を運搬・保管するためのボトルなど

用途別・お勧めのブロー成形機

様々なブロー成形機が開発されており、成形したいものやその用途に応じて選択することができます。

容器の研究開発をしたい

金型交換を含む型替え、又、ネック径の切り替えも非常に容易で、容器の研究開発に最適です。
柔軟なパラメーター設定が可能であり、実生産で使用するブロー成形機の再現性が非常に高いブロー成形機です。

多品種少ロット生産を効率化したい

あらゆる形状のデザインの容器成形することができるストレッチブロー成形機です。
一台の装置で多品種・異形状の容器の小ロット生産が可能です。

コストを抑えて品質の良いペットボトルを成形したい

最小250mlの小型ボトルから最大15Lの大型ボトルまで、幅広い容量のペットボトル製造に対応しています。大量生産に適しており、コストを抑えながらも高品質なペットボトル成形が可能です。

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